子ども教育学科のアドミッション?ポリシー
●学科のめざしているもの
子どもは、社会を構築していくメンバーとして、よりよい社会を担う人材となることが期待されています。特に、乳児期から児童期にかけては、人が人として成長していくための基礎を築き上げる時期であり、この時期の経験や環境は、その後の子どもの人間形成に大きな影響を与えます。したがって、いかに子どもの成長を支えるかが重要となります。また、子どもの発達には人との関わりが欠かせず、子どもと関わる人々の存在を支えていくことも、子どもを支えることと同時に必要です。
子ども教育学科では、乳児期から児童期までの子どもの発達の連続性?子どもを取り巻く状況?各関係機関との連携のあり方などを総合的に学び、子ども達に深く関わる専門家や、さまざまな立場から子どもの周囲にいる人々を支えることのできる人材を養成します。
●学科が求める人材
○子どもや子どもを取り巻く環境に関心を持ち、保育学や教育学の探求に励む人
○他者とともに人間として成長しようとする人
○広く社会に関心を持ち、探究心と自主性を持って課題に取り組もうとする人
○自らに備わった資質を磨き、社会に貢献しようとする人
●高等学校で学んできてほしいこと
大学では物事を多角的な視野で分析し、それを客観的に示す力が要求されます。また、子ども教育学科での学びは、他者と関わりながら学ぶことが重要な要素となっているため、一般常識や生活力、人間性も問われます。そのため高等学校では多様な科目への積極的参加により、基礎的読解力や的確な言語表現を身につけ、物事を深く追求する探究心や好奇心を高めてきてください。また部活動、ボランティア活動等の課外活動に積極的に参加したり、自ら検定に挑戦したりするなどさまざまな経験も重ねてください。
●アドミッション?ポリシーに基づく入試方法
◇一般選抜入学試験(A日程)
全学共通入学試験(3科目)では、子ども教育学科で扱う諸学問に対して、積極的に学ぶ意欲のある学生を求めます。この試験では国語?英語のほかに得意とする1科目から総合的に基礎学力を評価し、「知識?技能」「思考力?判断力?表現力」を確認します。
また、調査書によって「主体性を持って多様な人びとと協働して学ぶ態度」を確認します。
学科特化入学試験(2科目)では、子ども教育学科で扱う諸学問に対して、積極的に学ぶ意欲のある学生を求めます。この試験では国語のほかに得意とする1科目から総合的に基礎学力を評価し、「知識?技能」「思考力?判断力?表現力」を確認します。また、調査書によって「主体性を持って多様な人びとと協働して学ぶ態度」を確認します。
◇大学入学共通テスト利用入学試験(A日程?B日程)
子ども教育学科で扱う諸学問に対して、積極的に学ぶ意欲のある学生を求めます。総合的な基礎学力を評価するために、A日程では国語?英語のほかに得意とする1科目から、B日程では国語のほかに得意とする1科目から、「知識?技能」「思考力?判断力?表現力」を確認します。また、調査書によって「主体性を持って多様な人びとと協働して学ぶ態度」を確認します。
◇学校推薦型選抜入学試験
子ども教育学科で扱う諸学問に対して、積極的に学ぶ意欲のある学生を求めます。
この試験では基礎学力試験、調査書、大学入学希望理由書及び面接により総合的に基礎学力を評価し、「知識?技能」「思考力?判断力?表現力」「主体性をもって多様な人びとと協働して学ぶ態度」を確認します。